熊崎コミッショナー、赤いマフラー着用でセ界覇者の広島キャンプ訪問

熊崎勝彦コミッショナー(右)の激励を受ける広島・緒方孝市監督=宮崎・日南(撮影・吉澤敬太)
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 「広島春季キャンプ」(3日、日南)

 日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーが3日、12球団で最初に広島が春季キャンプを張る宮崎県・日南市の天福球場を訪問。球界発展のための「3本柱」を訴えた。

 広島のチームカラーである赤のマフラーを着用した熊崎コミッショナーは、緒方監督やコーチ、選手を前に「反社会的勢力、薬物、賭博関係などの遮断をしっかりとやりたい。これを3本柱として、球団、球界で結束して固い決意で行っていきたい」と話した。

 チームは昨季、25年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。盛り上がりは地元・広島のみならず、社会現象となり全国に波及した。「血みどろになり前向きに戦った姿が、カープファンだけではなく国民が感動した。野球の輪が広がったのは間違いない。今年はリーグ連覇、日本一を目指して頑張ってほしい」と激励した。

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