下水流今季も“左キラー”じゃ「左投手を打たないと使ってもらえない」
「練習試合、広島1-0ネクセン」(27日、コザしんきんスタジアム)
広島の下水流昂外野手(28)が“左キラー”として存在感を発揮した。ネクセン戦に「3番・DH」でスタメン出場すると初回、先発左腕から右前打を放った。昨季、対左投手の打率は・300。開幕1軍へアピールを続ける。
「左投手のときは、内角に入って来る球をつぶすイメージ。それを持ちながら外角に対応したい。この打席は、やりたいことができた」。外角球を逆らわずにはじき返して一、二塁間を破る納得の一打だった。
昨季はスタメン出場した26試合中、24試合が左投手の先発。下水流も自らの立場を十分に理解する。「左投手を打たないと使ってもらえない」。今キャンプ最後の実戦となる28日の練習試合・サムスン戦でも結果を求める。オープン戦が本格化する3月に向けて弾みをつける。