松山、左撃ちでレギュラー獲得 首脳陣のイメージ払しょくへ

 広島の松山竜平外野手(31)が2日、休日を返上してマツダスタジアムを訪れた。温冷交代浴などで体をメンテナンス。開幕に向けて最大のアピールの場となるオープン戦に備え、左腕打ちで開幕4番を狙う意気込みを示した。

 1日に打ち上げた春季キャンプ。手応えは十分だ。対外試合4試合に出場し、10打数4安打1本塁打2打点の打率4割。「やってきたことをうまく実戦で出せた。自信を持ってやっていきたい」。力強い打撃で今後も道を切り開く。

 「(相手投手の)左右関係なく結果もそうですけど、内容のある打席にしていきたい。去年は左投手でもいい打席とかも増えていった。今も継続してやれている」

 昨季は、右投手から打率・293で左投手では・281と左右で遜色ない結果を残した。だが、相手が右投手時の先発が58試合だったのに対し、左投手時はゼロだった。首脳陣に左投手が苦手だというイメージを振り払ってもらい、試合で使ってもらうためには、結果を残し続けることが重要となる。

 10年目を迎えた今季。「そろそろレギュラーを獲らないといけない。代打とか中途半端な選手で終わってしまう」。レギュラーを勝ち取り、開幕4番を務めるためには、左右を問わず打撃でアピールするしかない。決意を胸に快音を響かせる。

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