エルドレッドに待望の一発 OP戦不振も開幕戦「4番左翼」濃厚
「オープン戦、ソフトバンク4-1広島」(24日、ヤフオクドーム)
広島のエルドレッドがオープン戦1号を放った。五回、右中間に特大の一発を突き刺した。キャンプ中に痛めた腰の影響で不振にあえいでいたが、オープン戦15試合目、実に41打席目にして待望の一発が飛び出した。
「最近、いい感じでバットが振れるようになっていたんだ。開幕が迫る中でやっと1本打てた。結果が出て良かった」。この試合前までは35打数2安打、打率・057と悲惨な状態だっただけに喜びもひとしおだ。
14年に37本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得。過去5年間で101発をたたき出した助っ人の存在は、連覇を目指す今季もチームには不可欠だ。「4番・左翼」での先発が濃厚な3・31阪神との開幕戦。この一発をきっかけに、一気に上昇気流に乗っていく。