「オープン戦、ソフトバンク１－０広島」（２５日、ヤフオクドーム）

　阪神との開幕カード２戦目（４月１日、マツダ）の先発が有力視される広島・岡田明丈投手（２３）が、６回を４安打無失点。オープン戦最後の登板を万全な形で締めくくった。

　１５０キロ超のストレートも威力十分で６奪三振。「内角にしっかりと投げることができた。キャンプから取り組んできたことを最後にやり切ることができて良かった」と満足げ。緒方監督も「ナイスピッチング。シーズンでも先発ローテを守って投げてくれると思っている。期待は大きいよ」と絶賛した。

　２年目のシーズンに臨む右腕は、阪神などライバル球団の動向にも無関心。「データを詰め込みすぎると自分の投球ができなくなるので。今は自分の投球ができれば、どんなチームでも抑えられると思っている」と膨らむ自信を隠さなかった。