野村、鯉の勢い加速させる ナゴドで1288日ぶり勝利じゃ
広島・野村祐輔投手(27)が開幕カードを勝ち越したチームの勢いを加速させる。今季初先発する4日・中日戦に備えて3日はマツダスタジアムでショートダッシュなどで最終調整。「いい流れで来ている。カードの頭を取れるように、しっかり頑張りたい」と先発ローテの軸を担う自覚を示した。
相手の中日打線はゲレーロ、新人の京田らフレッシュな顔ぶれが並ぶが「まずは自分の投球を心がけたい」とサラリ。あと1勝に迫る通算50勝目への意識も「考えていなかったです」と平常心を強調した。
ナゴヤドームでは13年9月24日を最後に白星から遠ざかるが、中日に対して苦手意識はない。昨季は6試合で4勝1敗、防御率2・50と貯金を積み重ねた。「緊張は必ずすると思うけど、冷静にいられることが大事。精神的なところが大きくなるので、しっかりやりたい」。今季初勝利は1288日ぶり鬼門突破で飾る。