育成・メヒアがウエスタンで猛アピール バティスタに続け

6回、左中間に2ランを放ち、ナインとタッチを交わすメヒア(撮影・吉澤敬太)
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 「ウエスタン、広島13-6オリックス」(9日、マツダスタジアム)

 広島の育成選手・アレハンドロ・メヒア内野手(24)が猛アピールを続けている。「4番・一塁」でスタメン出場。2試合連発となる6号2ランを含む3打数2安打3打点と存在感を見せつけた。

 2点リードの三回無死一、三の好機で迎えた第2打席。左腕・山崎福の投じた内角寄りの直球を捉えた。中前への適時打とし、追加点を奪った。

 六回には、先頭の堂林が右中間への二塁打で出塁し、メヒアにつないだ。4番手・鈴木優の内角高め143キロ直球を強振。弾丸ライナーを左中間席へ突き刺した。「毎打席強い打球を打とうと考えて打席に入っている。コンパクトなスイングでライナー性の当たりを打てている」と納得の表情を浮かべた。

 1軍で凄まじい活躍を見せるバティスタと同じ、ドミニカのカープアカデミー出身。今季の打撃は好調だ。2軍で51試合に出場し、ウエスタン・リーグトップの68安打を記録。バティスタに次いで2位の打率・360と好成績を残す。このまま結果を残し続け、支配下登録を狙う。

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