ジョンソン首位攻防戦の先陣任せた 3・31開幕戦のリベンジなるか

 広島のクリス・ジョンソン投手(32)がリーグ戦が再開する23日の阪神戦(マツダ)に先発する。前回登板の16日・ソフトバンク戦は5回5失点でKOされたこともあり、当初はカード2戦目の24日と考えられていたが、相性なども加味され“先陣”を託された。

 勢いを付けるためにも初戦は重要だ。22日はマツダスタジアムでの全体練習に参加し、キャッチボールを行うなど、黙々と最終調整で汗を流した。練習後は無言を貫き、戦闘モードに突入。阪神との今季開幕戦は3回2/3で7失点(自責点5)と大乱調だったが、過去2年は6勝1敗。畝投手コーチは「期待もあるし、相性もある」と説明した。

 前回登板からフォームを微調整して臨む。畝コーチは具体的な変更点についての言及を避けながら「彼、本来の力を出せる形はできた」とし、「やってもらわないと困る投手」と力を込めた。中6日でブルペンには2度入り、納得するまで左腕を振った。球威、制球とも上昇カーブを描いている。

 咽頭炎に端を発した体調不良から復帰して、3試合目となる。リーグ連覇を目指すチームにあって、ジョンソンの復活が大きなカギとなるのは間違いない。3・31開幕戦で喫した黒星の雪辱を果たし、大黒柱としての存在感を示してみせる。

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