広島・バティスタV弾で名物・爆笑インタビュー カタコト通訳でスタンド大盛り上がり

お立ち台でクレート通訳(左)の通訳を笑顔で聞くバティスタ
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 「広島5-1DeNA」(10日、マツダスタジアム)

 広島が鮮やかな逆転劇で、引き分けを挟んで4連勝とした。

 六回までDeNA・今永を打ちあぐねていたが、1点を追う七回。1死一塁から代打・バティスタが逆転の7号2ランを左翼上段へのドデカい一発。これが決勝点となった。

 この値千金の一発とともに、スタンドのファンを大いに沸かせたのが、もはや広島名物ともなっているバティスタのヒーローインタビューだ。

 いつものように、バティスタが第一声で「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつすると、爆笑インタビューが幕を開ける。これを演出するのは、傍らに立つ通訳兼ブルペン捕手のクレートさんだ。

 逆転弾を振り返るバティスタの言葉を通訳するのだが、「あの高いボールを、ドンドン、振るにいってました」「やっぱり、甘い球をドンドン振るにいってました」と話すカタコトの日本語がスタンドの爆笑を誘う。

 豪快なアーチについては「やっぱり、自分の武器はパワー。そのパワーであそこまで飛んだ、です」。連勝を続けるチームの雰囲気について「4連勝してるから。今、チームを、本当は最高です」と訳されるたびに、スタンドからヤンヤの喝采がわき起こる。

 「やっぱり、きょうの応援すごかったです。100%を毎日、します」と最後にカープファンへのメッセージを送ったが、最後までスタンドは大盛り上がりだった。

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