エルドレッド プレーオフを振り返る「最後は勢いがあるチームが勝ってしまう」

 広島のブラッド・エルドレッド内野手(37)が26日、広島駅で取材に応じた。

 「非常にいいシーズンだった。チームとしてもけが人が続出する中で連覇を成し遂げましたし、そういう意味では非常によかった」

 来日6年目の今季は116試合に出場し、打率・265、78打点でチームトップの27本塁打をマーク。自慢のパワーを存分に発揮してリーグ2連覇に大きく貢献した。

 しかし、21日に右手関節痛のため出場選手登録を抹消。CSファイナルSは第4戦から欠場を余儀なくされた。「プレーオフに関しては、最後は勢いがあるチームが勝ってしまう。そういう短期決戦というのもまざまざと見せられたね」。チームは4連敗を喫して敗退。17年のシーズンが終了した。

 7年目の来季、球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一に向けて、しばし英気を養う。エルドレッドはVサインで、家族の待つ母国・アメリカへ向かった。

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