カープ1位・中村 捕手で勝負「一筋できている」 目標は巨人・小林

 「プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)

 中日と競合しながら広島からドラフト1位指名を受けた広陵・中村奨成捕手は、広島市内の高校で会見した。

 相思相愛の地元球団に選ばれ「地元のチームに選んでいただいてすごく光栄。すごく幸せな気持ちでいっぱいです。自分を一番厳しく指導していただける球団。そこでしっかり頑張っていきたいと思います」と喜びの言葉を並べた。

 ドラフト前に俊足強打で内野手転向の話題も出たが、緒方監督は抽選後、「キャッチャーでやってもらいたい」と話した。中村も「捕手一筋で来ているのでキャッチャーで勝負したい」と言い切った。

 広島の捕手は会沢がレギュラーに定着、1年目の坂倉が将来性ある打撃を披露している。そんな中で「プロの舞台に入ったら先輩、後輩関係なく、負けない気持ちでやっていきたい」と話した。

 目標とする選手は、高校の先輩でもある巨人・小林の名前を挙げた。

 中村は高校通算44本塁打。今夏の甲子園では、1大会個人最多本塁打記録を更新する6本塁打を放つなど数々の記録を作り、一躍注目を集めた。10年ぶりの準優勝に貢献。愛媛国体決勝で大阪桐蔭を破って初優勝した。

 ◆中村奨成(なかむら・しょうせい)1999年6月6日生まれ、18歳。広島県出身。捕手。181センチ78キロ右投げ右打ち。小学1年から大野友星で野球を始める。大野東中では軟式野球チームの大野シニアに所属。15年に広陵に入学。1年の春季大会からベンチ入り。今夏の甲子園では、1大会個人最多本塁打記録を更新する6本塁打を放つ。

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