中崎、防御率0点台目指す 安定感追求で無敵守護神へ

 広島・中崎翔太投手(25)が17日、初の防御率0点台を視界に捉えた。今季は59試合に登板し4勝1敗、10セーブ、防御率1・40。2年連続防御率1点台をキープしたが、来季はさらなる安定感を追求する。大分県由布市内で湯布院リハビリキャンプに参加中の守護神は最強を目指す。

 2年連続防御率1点台も通過点だ。中崎は数年前から「抑えをやるのであればチームで一番、防御率が低くないといけない」と言い続けてきた。その考えは今も同じ。「無駄な失点があっての1点台なので。0点台にいっていたときもあったし、もっと良くできたかなあという感じはあります」と防御率0点台への手応えを語った。

 もう未知の領域ではない。昨季は防御率1・32。今季はシーズン途中まで0点台をキープしたが、そこに落とし穴が待っていた。自身の調子、相手チームの狙い球に関係なく、同球種を続けて痛打を食らった。「調子に乗った部分があった。本当に反省しないといけない」と自戒を込めるように振り返った。

 今オフは宮崎・日南ではなく、広島で自主トレを行う予定。「栄養管理をきっちりしたい」と自炊もこなす。得意料理は肉じゃが。一人暮らしを始めてから料理にも挑戦し「目盛りで量らなくても作れます。酒、みりん、しょうゆとか」と笑った。ベスト体重をキープしつつ、筋肉の質を上げて脂肪の量を減らす。

 メリハリも付ける。「1月からガンガンやっていた」という今年の反省を生かし「休むところは休む」と意識改革。「意味のあるトレーニングをしたい」と積極的な休養日も設けていく考えだ。まずは湯布院でリフレッシュし、無敵を目指す。

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