カンポス、2Kデビュー 外国人争い生き残りへ!!上々の初実戦

 「練習試合、広島7-0ロッテ」(21日、コザしんきんスタジアム)

 広島の新外国人、レオネル・カンポス投手(30)が21日、ロッテ戦で実戦デビューし、七回1イニングを無安打無失点と好投した。2三振を奪い、持ち味の奪三振力の高さも披露。し烈な外国人争いへ向けて上々のスタートを切った。

 冷静に、そして淡々と腕を振り、“デビュー戦”で役割を果たし切った。カンポスが2三振を奪うなど完全投球。それでも試合後は「まあまあ。ベストな投球にはまだまだ遠い。でも、今の状態でのいい投球はできた」と満足感は一切見せずに振り返った。

 直球と縦に落ちるスライダーで押し込んだ。先頭の中村には粘られるも、カウント2-2から142キロ直球で空振り三振。続くペゲーロを2球で中飛に仕留めると、細谷はスライダーで空振り三振。魅力の奪三振力で存在感を十分に示し、畝投手コーチも「腕を振って、スピードも出ていたね」と評価した。

 13日の日南でのフリー打撃登板では日本の柔らかいマウンドに適応できず、制球に苦しんだ。だが、この日は気にする様子も見せず、ボール球は15球中3球のみ。「日南と比べると硬いので。どこのマウンドでも違いがあるので、しっかりと調整して対戦しないといけない」と適応力にも自信をのぞかせた。

 セットアッパーとしても期待される助っ人右腕だが、そのためにもジャクソンらとの外国人争いに勝ち抜かなくてはならない。「真っすぐは高めもあった。まだまだ状態を上げていかないといけない」と右腕。リーグ3連覇、日本一に貢献するためにも日々前進していく。

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