大瀬良、攻めた粘った 修正6回3失点「最低限の最低限はできた」

 「中日3-2広島」(22日、ナゴヤドーム)

 満足できる投球ではなかった。二回に2連続適時打で2失点。三回もバティスタの失策が絡んだとはいえ失点した。それでも修正しながら6回7安打3失点(自責点2)にまとめた。広島・大瀬良大地投手(26)は「粘れたと思う。最低限の最低限(の仕事)はできた」と前を向いた。

 直球はシュート回転。左打者の内角にも投げきれなかった。「状態は悪かった」。回の合間にバッテリーを組む磯村と話し合いながらフォームなどの修正を試みた。四回を3人斬り。五、六回は走者を背負いながら本塁だけは踏ませなかった。

 2勝目を手にした前回15日の巨人戦(東京ドーム)は6回を投げ、104球を要した。この日は状態が悪いながら同じ6回で88球と球数を減らした。四球もなし。畝投手コーチは「まずまず。前回は攻めきれなかったけど、きょうはしっかりと攻めていた」と評価した。

 粘った中でも先制点を与えたのは大きな反省点だ。2-3の七回2死二塁。好機で打順が巡り、緒方監督は代打・鈴木を選択した。「投げたかったです」。仮にリードしていれば、そのまま打席に立ち七回もマウンドに上がれていたはずだ。

 次回は中6日で29日・阪神戦での先発が濃厚だ。「しっかり修正して向かいたい」。虎を狩り、チームに勢いを付ける。

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