広島-阪神、雨の影響色濃く…犠打処理した中村祐は悪送球

 5回、中村祐が一塁へ送球するもタイムリーエラーとなる=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(20日、マツダスタジアム)

 試合前から降り続ける雨が、プレーにはっきりと影響し始めている。

 五回の阪神の攻撃。中村祐の投球が上ずりはじめた。先頭の糸原は左中間へ打球を飛ばしたが、中堅の丸、左翼の野間ともに追いにくそうにし、打球が伸びたこともあったが左中間に落ちた。

 さらに植田の犠打を処理した中村祐が一塁へ悪送球し、阪神が1点を追加。大山が倒れ、糸井は二塁へのゴロとなったが、普段なら併殺となるタイミングながら、打球を処理した菊池、二塁ベースカバーに入った田中ともに慎重にプレーせざるをえなくなり打者走者はアウトにできなかった。

 さらに陽川の左中間への打球は適時三塁打となり、前のプレーで生きた一走の糸井が生還。阪神はこの回2点を追加した。

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