ジョンソンは雨中の強行に疑問「プレーボールかけるべき試合でなかった」
「広島4-5阪神」(20日、マツダスタジアム)
広島のクリス・ジョンソン投手が、この日の試合に疑問を投げかけた。
試合前から降り続いた雨の影響で試合開始は1時間9分遅れの午後7時9分に。その後も断続的に雨が降り続き、広島の二回の攻撃が終わった直後には1時間2分の中断。さらに五回終了後にはグラウンド整備に12分を要した。試合終了は、日付が変わった21日の午前0時3分だった。
対戦相手の阪神が過密スケジュールで、予備日がほぼないことが考慮され、試合は決行された。助っ人左腕は2回3安打1失点で交代した。
試合後は語気を強め「プレーボールをかけるべき試合ではなかった。誰の決断かはわからないけど、レーダーを見て試合が始まっても雨が降り続くようなら。選手はケガをする可能性が大きくなる。もう少しスマートに決断をしてもらいたかったのが正直な気持ち。ダブルヘッダーが日本でできるのであれば、こういう試合はプレーボールをかけなくてもいい」と話した。