広島は１１日から宮崎県日南市の天福球場で秋季キャンプをスタートさせる。１０日は緒方孝市監督（４９）や首脳陣、選手らが日南市のチーム宿舎に入った。宮崎空港では緒方監督と安部が歓迎の花束を受け取った。

　今秋は１０日間と短い。高ヘッドコーチは「個々のレベルアップにつなげるのが１つのテーマ」と力を込めた。投手、野手ともメンバーの大半が若手だ。戦力の底上げが来季のリーグ４連覇と３５年ぶりの日本一につながる。

　ルーキーとして参加する山口は「気合十分です。自分は真っすぐが持ち味なので、それを見てもらいたい。来年の春季キャンプに行けるように頑張りたい」と意気込んだ。