【赤松と一問一答】1軍で活躍しないと本当の喜びはこない

 広島・赤松真人外野手(36)が12日、廿日市市内の大野練習場で契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱいの25%減となる2025万円でサインした。昨年1月に胃がんの摘出手術を受け、今季は2軍で55試合出場。打率・237、5打点5盗塁の成績を残した。来季は1軍戦力となり、リーグ4連覇に貢献する意気込みだ。 赤松は柔らかい表情で、球団へ感謝の思いを口にした。昼下がりの大野練習場。契約更改後に取材に応じた赤松は、危機感を抱きながらも来季もプレーできる喜びを語った。以下、赤松との一問一答。

  ◇  ◇

 -来年への自信は。

 「正直なところ、1軍で2年間やっていないので、自信がありますとなかなか言えないですけど、それまでやってきた経験がありますから、頭では覚えているので、それをどう行動に移せるかだと思います。ピッチャーのモーションであったり、外野の位置であったり、そういうところでも貢献できるかなと思います」

 -球団に伝えたことは。

 「やらないといけないという使命感というか、責任感というか。本当だったら戦力として見なされないので、病気があったというのもあるし、今までのもあったかもしれないですけど、大目に見てもらって、恩を返さないといけないというのはあります」

 -家族と話は。

 「良かったねという話はありましたけど、こればっかりは1軍で活躍しないと本当の喜びはこないのかなと思いますし、そうできるように、4連覇に貢献できるようにしないといけないですね」

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