大瀬良 3つの誓い~完封&200イニング登板&プロ初弾 さらなるレベルUPを約束

 デイリースポーツ主催「広島東洋カープ リーグ3連覇記念パーティー」がこのほど、広島市のオリエンタルホテル広島で行われた。広島・大瀬良大地投手(27)と九里亜蓮投手(27)の同級生コンビがゲストとして登場し、約230人の参加者を沸かせた。最多勝と最高勝率のタイトルを獲得した大瀬良は3つの誓いを立て、完封、シーズン200イニング、プロ初本塁打の達成に意欲を燃やした。

 ファンと至近距離で接し、その熱気と期待を全身に感じ取った。来季こそ日本一に-。鯉のエース道をまい進する大瀬良がさらなるレベルアップへ3つの誓いを立てた。

 (1)完封勝利!

 「完封は1試合でも多くしたい。余計な一発を減らしていきたいですし、完封がないというのは…。9回をゼロで終えるところを目標にしているので」

 リーグ3連覇を遂げながら、今季チームの完封達成者はまさかのゼロ。両リーグを見てもカープだけだった。そんな不名誉な記録に終止符を打ちたい。来季は変化球の使い方を工夫し、バリエーションを増やす考え。投球の幅を広げることで、自身5年ぶりの完封につなげるつもりだ。

 (2)200イニング!

 「200イニングは近くなってきているからこそ難しさを感じる。でももう少し頑張れれば手が届くんじゃないかと。今シーズンもまだまだできたと思う。段階を上げていくことができれば、手が届くんじゃないかと思う」

 今季は27試合に登板し、182イニングを投げた。1試合平均は6・74回。同平均110球だった球数を減らせば、イニングも伸びる。さらに登板数も増やすことで、広島日本人投手では15年前田以来となる大台に到達できると考えている。

 (3)プロ初本塁打!

 「ホームランを狙って打席に立つことはないけど、1死満塁など全力で振って三振でもOKな場合。当てにいってゲッツーは最悪なので、そういった時に、打ってみたいですね(笑)。右に伸びるので、たまたまあっち向いてホイで(笑)」

 今季は17年の打率・136、0打点から打率・175、9打点と打力も飛躍的に向上させた。阪神・小野から右翼フェンス直撃の打球を放つなど、パワーも十分。高校時代以来となる一発も決して不可能ではないはずだ。バント成功率も8~9割を求め、“恐怖の9番打者”を目指す。

 パーティーの最後にはリーグ4連覇と日本一、そしてキャリアハイを約束。熱心な鯉党へ「厳しい一年になると思いますが皆さんの声援が必要です。よろしくお願いします!」と呼び掛けた。3つの誓いと共に、完全無欠のエースへ突き進む。

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