ドラ6正随、開幕1軍へがむしゃら 外野の定位置奪取へ「やるしかない」

 広島のドラフト6位・正随優弥外野手(22)=亜大=が新人合同自主トレ休日の14日、廿日市市の大野練習場で打撃練習を行い、無休で春季キャンプに入る意欲を示した。キャンプは1軍スタートが濃厚。持ち前の長打力をアピールし、開幕1軍、ルーキーイヤーでのプロ初本塁打を目指す。

 新人合同自主トレ休日となった大野練習場の室内で、心地良い打球音がこだました。正随が休日返上で黙々と打撃練習。「一日でも休んでしまったら感覚が狂う部分もある。バットを振ることに関しては一日も空けられないです」と無休で春季キャンプに突入する決意を口にした。

 開幕を1軍で迎えるためにも、積極的に日々鍛錬を積む。亜大時代、授業がない休日練習は10時間以上が日常。猛練習は身に染みついている。課題は打撃フォームの固定。上半身で取っていたタイミングはズレもあり、下半身主導へと変更した。「今のところはだいぶ固まりつつある」と進歩を実感する。

 チームには長野も加入し、外野の定位置争いは、し烈を極める。前日にはテレビで競争相手の一覧を目にし「相当競争が激しいと改めて思いましたし、その中に入っていくのは簡単ではない。でもやるしかない」と言った。「遠くに飛ばすことなど、秀でたものをアピールしないと(競争に)入れない」と、2月の春季キャンプでは首脳陣に存在感を示していく必要がある。

 1軍で開幕を迎える青写真を描きながら、1年目での本塁打も狙う。「確率プラス本塁打は理想。第一印象は大事」と正随。がむしゃらな姿勢を示し続け、激しい競争を勝ち抜いて行く。

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