どん底の広島… 初回の絶好機で松山が最悪の併殺打 タイムリー欠乏症に苦しむ
「巨人-広島」(17日、リブワーク藤崎台球場)
広島が初回の絶好機を逃した。
一回、巨人先発のドラフト1位・高橋が制球に苦しみ、先頭から2者連続四球。無死一、二塁の好機でバティスタは空振り三振に倒れたが、4番鈴木も四球を選び、走者が埋まった。
1死満塁で5番・松山。苦しむルーキーに対してこれ以上ない先制機だったが、松山は1-1から3球目のスライダーを打ち損じ、最悪の遊ゴロ併殺打に倒れた。
試合前の時点でチーム打率・207はリーグワースト。初回のチャンスを逃し、24イニング連続適時打なしとなった。
その裏、先発の野村が2死走者なしから連打で二、三塁のピンチを招くと、亀井に2点二塁打を打たれて先制点を献上。右翼手・鈴木の失策も重なり、亀井は三塁まで進んだ。