松山の頭部死球にファン騒然 担架でベンチ裏へ DeNA平田は危険球退場

 8回、頭部死球を受ける広島・松山
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 「広島9-2DeNA」(20日、マツダスタジアム)

 広島・松山竜平外野手が代打で出場し、頭部死球により交代した。球場は騒然となり、DeNA・平田には危険球で退場処分が下された。

 場面は7-2の八回1死三塁。平田の初球、146キロ直球が右側頭部付近に直撃。ヘルメットが吹っ飛び、松山はその場に倒れ込んだ。起き上がることができず、緒方監督、ラミレス監督も本塁付近に集まり、心配そうに様子を見守った。

 頭を固定されて担架で運び出される際には、ファンから拍手と声援が飛び交った。

 松山は救急車で病院へ直行し、広島市内で検査。試合後、球団は脳振とう、右側頭部打撲と診断されたことを発表した。

 試合は9-2で広島が勝利した。

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