大瀬良「しびれました!」5年ぶり完封で7連勝に導く

完封での勝利にガッツポーズを見せる広島・大瀬良大地=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島2-0中日」(25日、マツダスタジアム)

 広島が今季初となる破竹の7連勝。先発の大瀬良大地投手が自身5年ぶりの完封勝利で、2勝目を飾った。

 エースの力投が光った。「ひとりひとりアウトを取ろうとマウンドに上がっていました」と大瀬良。初回は1死一、二塁のピンチでビシエドを二ゴロ併殺打。二回以降も粘り強く、丁寧に低めを突く投球で要所を締めた。

 八回は2死二塁で平田に左前打を打たれたが、左翼手・西川の好返球で本塁タッチアウト。大瀬良は「龍馬(西川)が素晴らしい送球をしてくれて、本当にうれしくて言葉がないです」と感謝。援護を受けた直後の九回もギアを上げ、得点を与えなかった。被安打7、123球を投げ切った。

 打線は両軍無得点で迎えた八回、2死一、二塁で会沢が中越えに2点二塁打。大瀬良の女房役が、勝負強さを見せつけた。「打ってくれると信じていた」と大瀬良。お立ち台で並んで立った女房役に感謝した。

 ルーキーイヤー以来の5年ぶり完封。「うれしいです」と笑った右腕は「大瀬良コールに、しびれました。熱い声援ありがとうございました」とファンに感謝した。

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