バティ、空砲 得意の神宮で初回いきなり先制弾も…

 「ヤクルト7-4広島」(29日、神宮球場)

 広島敗戦の中で、持ち前のパワーを存分に発揮した。バティスタが2試合連続弾となる3号先制ソロなど4打数2安打1打点。得意の地・神宮で存在感を示し、「(状態は)本当にいい感じです。調子は上がってきている」とうなずいた。

 初回2死走者なし。石川の外角チェンジアップを豪快に振り抜き、左翼席へと突き刺した。「良いポイントで振り抜くことができた」。3-6の八回1死でもその後の得点につなげる左前打。それでも4-7の九回2死一、二塁で空振り三振に倒れており「残念だった。いい球だった」と唇をかみしめた。

 今季は開幕から本来の姿を示せない日が続き、前日の試合前まで本塁打も1本のみ。迎打撃コーチからはタイミングを早く取ることを助言され、実践してきた。その中で昨季打率・378、6本塁打、16打点と好結果を残した“庭”とも言える神宮で躍動。これを、今後への弾みとしたいところだ。

 30日からの舞台は甲子園。自身の勢いをそのまま持ち込む思いは強い。「もちろん、もちろん。頑張ります」と闘志を燃やしたドミニカン。平成最後の日もバットで快音を奏でまくり、新時代への元号をまたぐ。

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