「津田恒美記念館」が30日にカープロード沿いにオープン

津田記念館が設立される「スポーツファンベースヒロシマ」
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 「炎のストッパー」と呼ばれ、1993年に脳腫瘍のため32歳の若さで死去した元広島投手の津田恒美さんの記念館が30日、広島市のマツダスタジアム近くにオープンする。一人息子の大毅さんは「いろんな方に見に来ていただき、父のことを思い出したり、知っていただくきっかけになれば」と話している。

 「津田恒美記念館」がオープンするのは、広島駅からマツダスタジアムへ向かう通称「カープロード」沿いにある「スポーツファンベースヒロシマ」の2階。約25畳のスペースを改装し、津田さんの現役時代のグラブやユニホーム、トロフィー、写真など思い出の品を100点以上展示。座右の銘として有名な「弱気は最大の敵」と記されたボールも飾られる。

 16年、カープの25年ぶり優勝をきっかけに大毅さんが手掛けてきた。当初は津田さんの出身地である山口・周南市を中心に候補地を絞ってきたが、賛同者から寄付を募る「クラウドファンディング」で資金も2000万円以上が集まり、カープファンが簡単に来館できるようマツダスタジアム近くに記念館を開館することができた。

 30日正午から開館セレモニーが行われる。開館時間は平常時は10時~17時、カープのホームゲームがある日は11時から試合終了後1時間。年中無休で入館料は大人500円、学生400円、小中学生300円。

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