大瀬良5連勝でセ界トップタイ6勝 次回は黄金新人と対決「負けるわけにはいかない」

 「交流戦、西武1-9広島」(5日、メットライフドーム)

 広島・大瀬良が6回6安打1失点の粘投でチームの連敗を止めた。DeNA今永と並んでハーラートップタイ6勝目を挙げ、4月19日から負けなしの自身5連勝となった。決勝打&満塁本塁打を放った田中広から「大地に勝ちを付けられて良かった」と声をかけられ、「その優しさがうれしかったです」と感謝した。

 強打の獅子打線相手に慎重に攻めた。試合前まで10試合でわずか8四球だったが、二回2死一塁から7番栗山へ5月2日阪神戦以来37イニングぶりの四球を献上。1-1の六回には連続四死球が絡み、2死満塁のピンチを招いた。それでも右腕は冷静だ。愛斗を一飛に打ち取り、七回の猛攻撃を呼び込んだ。

 次回は日本ハムの黄金新人・吉田輝と投げ合う可能性がある。大瀬良は「そうなれば盛り上がる。こっちも負けるわけにはいかない」と闘志を燃やした。

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