龍馬 最終打席で27戦連続安打 球団単独2位 内野安打「ちょっと恥ずかしかった」

 「交流戦、西武1-9広島」(5日、メットライフドーム)

 スコアボードに光る「H」マークを見て、広島・西川は思わず照れ笑いした。球団単独2位、プロ野球11位の27試合連続安打は二塁内野安打で達成だ。「オーとはならなかった。ちょっと恥ずかしかったです。グチャグチャ(の打球)だったので」と素直な感想を語った。

 チームメートへ感謝の安打継続だ。8点リードの九回、2死から鈴木が粘って四球をゲット。最後の最後に5打席目が巡ってきた。左腕・佐野の初球スライダーを振り抜いた打球は高いバウンドで弾み、外崎の悪送球も絡んで二塁に到達。ベンチに戻ると、ナインが笑顔で迎えてくれた。

 「最後はみんながつないでくれたので何とか打ちたかった。誠也?ナイスヒット!と言ってくれました」

 野球の神様がほほえんでくれた。1-1の七回はそこまで無安打ながら無死一塁からバントのサインが出た。西川は「想定内です」と一発で成功させた。敦賀気比の先輩・東出打撃コーチは「あそこは当然バント。後ろには会沢も控えている。そのために5番に入れている。バントを決めたから(5打席目が)まわってきたんじゃないか」と話した。

 プロ野球記録は球団歴代1位の高橋慶彦の33試合だ。「(最近は)1本だけなので、2、3本と打ちたい」と西川。交流戦に入っても大記録挑戦は続く。

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