小園、6月22日以来のスタメン出場で、プロ2度目のマルチ安打
「DeNA-広島」(16日、横浜スタジアム)
広島のドラフト1位・小園(報徳学園)が「8番・遊撃」でスタメン出場。6月22日のオリックス戦以来の先発となった。
第1打席は二回1死一塁。1-0から上茶谷の投じた変化球を中前にはじき返してチャンスを拡大した。
15日は九回1死一、二塁から代打で出場。国吉に1-2と追い込まれてフォークを空振り三振した。
「またチャンスをいただけたら頑張りたい」と話していたが、その言葉通りにしっかりと振った。
続くアドゥワが送りバントをしたが、これをロペスがお手玉(失策)して満塁。ここで西川が3-2から右へ2点適時打を放った。西川は「詰まって良いところに落ちてくれましたね。先制点が取れてよかった」と振り返った。
なお一、二塁で菊池涼は左飛に倒れたが、バティスタが「打ったのはスライダーかな。ポイント前でしっかり芯で捉えることができた」という中堅へのタイムリーだ。
一回、先頭・西川の二塁打を生かせなかった広島だが、この回、3点を奪った。
小園の第2打席は四回の先頭打者。1-0からまたもや変化球を中前に運び、6月22日以来となるマルチ安打を記録した。
第3打席は六回の先頭打者。2番手の2年目左腕、桜井の前に2-2から変化球を見逃しの三振だった。