「広島４－２巨人」（２０日、マツダスタジアム）

　広島の菊池保則投手が２回１安打無失点と好投した。

　０－２の六回から登板し、この回をしのぐと、直後の攻撃でバティスタの２０号２ランで同点。七回は、先頭の丸に四球を与えたものの、岡本を三振に打ち取るなど得点を許さなかった。

　今季から広島に加入。楽天では昨季、３試合の登板だったが、この日で３０試合に到達した。７月に入り７試合連続無失点と安定感が光る。「中継ぎを１年間、やるのは初めてだけど、僕には合っているのかな。投げろと言われたところで投げるだけです」と振り返った。

　佐々岡投手コーチは「きのうも無失点だったしね。タフなところがある。こちらとしては、助かっている。ありがたい」と目尻を下げた。