床田8戦ぶり6勝目 「やっぱり勝つっていい」光る修正力6回2失点

 「ヤクルト2-3広島」(27日、神宮球場)

 長いトンネルを抜け出し、自然と白い歯がこぼれた。広島の床田が5月24日・巨人戦以来8戦ぶりの6勝目。「あまり考えないようにしていたけど、やっぱり勝つっていいなと思います。野手の方に助けられたし、リリーフ陣も抑えてくれたので勝てました」とかみしめるように話した。

 初回は2安打2四球を許し1点を失った。「際どい所を狙いすぎた」と分析し、その後はストライクゾーン中心に勝負。修正力も光り、二回以降の失点は三回の村上の適時二塁打のみ。粘り強く投げ切り、6回5安打2失点にまとめた。

 白星こそ久々だが、好投を続ける左腕。この夏場は水分摂取を心掛け、最近は水にプロテインやアミノ酸も入れて体調管理する。昨オフからは食生活も改善。「野菜を食べるようになりました。前は焼肉に行っても肉、米でしたけど食べるようにしてます。チョレギサラダが好きです」と日々の積み重ねの効果もあり、開幕からローテを守り続けている。

 緒方監督は「本当は10近く勝っていてもおかしくない内容の投球を続けていた。今日はトコに勝ちが付いて本当に良かった。この数字が彼の自信になっていくからね」と目尻を下げた。「久しぶりに勝てたので、次も勝ちたい」と床田。3、4月だけで4勝を挙げていた左腕が再度、白星街道に乗っていく。

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