恩師の立命大・松岡憲次前監督「15年間、よくやった」広島・赤松にねぎらいの言葉

 今季限りでの現役引退を決めた広島の赤松真人外野手(37)が22日、マツダスタジアムで引退記者会見を開いた。立命大時代の恩師である松岡憲次前監督(63)がねぎらいの言葉を贈った。

  ◇  ◇

 15年間、よくやった。立命館のOBとしてもすごい功績。マジメにやったらそういう風になるのかなと。自分の意思で(球団に)返事をして、答えは任せると言ってもらえたのはすごいこと。それだけ本人が球団にかわいがってもらったのもうれしい。

 赤松は素直で真っすぐな好青年。律義で礼儀正しい。病気を聞いた時はショックで、なんでお前がという気持ちだった。電話では落ち込んでる感じではなく安心させられた。明るい性格が克服に影響したかもしれない。誰とも会いたくない気持ちになると思うけど、割り切った部分もあるのかなと思う。強いな、と思わされた。

 大学時代からバネがすごくて、カンガルーのようだった。4年生でキャプテンにした一つの理由は下級生から推薦されたのもある。監督やコーチがいない時も、手を抜かないと。姿そのもので見せる感じがあった。

 注意したこともある。3年の時の2月のキャンプ。試合形式のノックで二塁走者をやっていて、二塁打で楽々セーフだから流したように見えた。軸になってほしい選手で、チームの顔にならないといけない人間だったから叱る材料を探した。野球は魅せなあかんと。一つの思い出だった。

 今後はそのままでいってくれたらなと。野球だけではなくて、広い分野で頑張ってほしい。これまでの経験を生かして、世の中のために頑張ってほしい。

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