佐々岡監督 秋季キャンプは「雰囲気の良いキャンプだった」【一問一答】
「広島秋季キャンプ」(20日、日南)
広島・佐々岡真司監督が秋季キャンプを総括した。
【以下、一問一答】。
-キャンプを振り返って。
「3週間あまり、キャンプに入るときに声を出して元気よく明るくというところを、若手がしっかり声を出して明るくいいキャンプだったと思います」
-実戦の手応えは。
「若手中心で来て、なかなか見る機会がなかった中でフェニックス、そしてこのキャンプで新しい戦力を見たいということで実戦をしたんですけどね。本当に1年生、新人の1年生というところが今年1年どれだけ成長しているかなというところを見させてもらって、本当に良いものが出ていると思うし、また1軍で活躍した野間、坂倉、堂林あたりもしっかり練習をよくしての結果というのが成長で見られたと思います」
-ピッチャーには強い球を求めた。
「テーマとしてリリーフ強化の中で、岡田をやはりリリーフ陣の中に入れたいなという気持ちで見てきた中で、今年の調子の悪さ、2軍でずっともがいてきた中で、ブルペンで素晴らしい球を投げてましたし、実戦でも打たれはしましたけど、これは課題として来年の春にまた、そこで投げるんだという気持ちを持って来てほしいなと思います」
-野手ともコミュニケーションを取った。
「やっぱり慣れない場所というのはずっとありましたけど、コミュニケーションを取りながら、春への準備というか、また春しっかりと全体を見て、いい流れで3月に入りたいなと思います」
-新たな発見やチームの良さは。
「今回は本当に若い選手が中心になってきた中で、雰囲気の良いキャンプでしたし、3月またガラッと変わる中で、継続しながら、また若い力という刺激をね、中堅、ベテランクラスに与えられれば本当にチームが1つになって戦う中でいい刺激になるんじゃないかという感じがします」
-オフ、春季キャンプへ選手にどうつなげてほしいか。
「せっかくここまでフェニックス、この秋のキャンプでやってきた。各担当コーチがしっかりと個々の選手に対して課題等を与えていると思うのでね。このオフ、選手はしっかり練習してくると思いますし、ここでする選手としない選手ではっきり差が出てくるんじゃないかと思うのでね。みんなが競争意識の中で、このオフ、取り組み方をした中で、1月の自主トレ、そして2月のキャンプに入ってきてほしいですし、ノルマというか、個々のできなかった選手は1軍のキャンプに連れて行けないし、また来てもいろんな面で動けないとか動きが悪いとなると、入れ替えもあるという、そういう厳しさを持たせながらこのオフに入っていってほしいです」