広島の野村祐輔投手（３０）が６日、大野練習場で２軍通い組の練習に参加した。ブルペンではカーブやスライダーなどを織り交ぜながら６５球を投球。今後は打者を立たせるなど、より実戦を想定した投球練習を行っていくことを明かした。

　１勤１休体制となってから、練習日には毎回投げ込みを行っている。「投げる機会が限られている。投げて覚えてくるものもあるし、いろいろ感じながら」と、今後も“無休”でブルペン入りする予定でいる。

　春季キャンプ中に痛めた右ふくらはぎの状態も順調に回復しており、既に２度の実戦登板を消化。現在は、投球バランスを安定させることを意識しながら、精力的に汗を流している。

　ルーキーイヤーとなった１２年から昨季まで、８年連続で開幕１軍出場を果たしている右腕は、「１軍で投げられるように頑張っていきたい」と１軍復帰へ意欲を示した。