広島・アドゥワ、直球に手応え「いい感じ」 オリックス・山本のストレッチ法を導入
広島のアドゥワ誠投手(21)が15日、自身の直球に手応えを示した。廿日市市の大野練習場で行われた分離練習に参加し、ブルペンで45球を投げ込んだ。そのうち大半を直球に割き「強い真っすぐを投げられた。今のところ、いい感じ」と感触は上々だ。
開幕延期に伴う練習期間では、直球の精度向上とキレを磨くことに注力してきた。同時に4月上旬からは、オリックス・山本のストレッチ法を導入。投球フォームの可動域拡大や背中の柔軟性を高めるために取り入れた。
その取り組みは奏功しているようで、アドゥワは「(これまでは)肘だけに張りがきていたけど、連動で投げられるようになった」と成果を実感する。変化球を交えた場合や走者を置いた状況でも、直球の質を維持させることが次なるテーマ。実戦への準備を進め、自信を深めていく。