北別府氏の夫人が状況を報告「やっとジュースを飲めた」骨髄移植後初のLINEで

 元広島投手でデイリースポーツウェブ評論家・北別府学氏の公式ブログが24日、妻の広美さんによって更新された。

 広美さんは19日のブログで、北別府氏が成人T細胞白血病の治療で末梢血幹細胞移植をしたことを報告。それ以来の更新で「主人から、移植後初めてLINEで連絡がありました」と伝えた。

 新型コロナウイルスの影響で面会禁止で、広美さんは「LINEの文面は意味不明の箇所も多く、多分まだ朦朧としているのかもしれません。『やっとジュースを飲めた』と、書いてありましたが返信があった事が嬉しくてたまりませんでした」と記述。続けて「移植には私だけ立ち会いましたが、移植中は意識がはっきりしており話もできました。そして無事に移植が終わったことをご報告しましたが、それ以降昨夜まで一度も連絡がなく、家族からのLINEさえ既読が付きませんでした」と状況をつづった。

 骨髄移植は過酷な治療法。移植からここまでは「毎日看護師さんに様子を聞きに行っていましたが、やはり具合がひどく悪いとのこと。万が一、大変な状況になった際は、必ずご連絡しますからと言う状況でした」という。そして、「自粛は解除されましたが、まだまだ病院では面会禁止なのでもう少し詰所で様子を聞く日々が続きそうです」とした。

 免疫が低下するため、感染症への注意がより必要になる。広美さんは「順調にいけば来月退院と聞きましたので、古くてペットだらけの家を大掃除しています。退院後はカビ、ホコリ、厳禁なのだそうです。連絡が全く取れない間、何をする気も起こらず皆様からのコメントを何度も読み返し力を頂いておりました。色々とご心配を頂きましたことを心より感謝いたします」と、締めくくった。

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