広島、引き分け挟んで13連敗…計20回連続無得点 指揮官「救いはまだ練習試合」

 「練習試合、オリックス5-0広島」(5日、京セラドーム大阪)

 広島は完封負けを喫し、オープン戦、練習試合を通じ、対外試合は引き分け2つを挟んで13連敗で15戦連続勝ちなし。さらに、3日・阪神戦の八回から計20イニング連続無得点だ。佐々岡真司監督(52)は「今は積極的にどんどん振っていく中で捉えられていないことが多い」と淡々と語った。

 オリックス先発・山岡の鋭く曲がるスライダーに翻弄(ほんろう)され、鯉打線のバットはことごとく空を切った。安打は三回に野間が放った左前打のみ。ほぼ無抵抗で抑え込まれた。朝山打撃コーチは「真っすぐを打ちにいって曲がったり曲がらなかったりしたスライダーがあった。同じ失敗が多かった」と振り返った。

 下を向いている暇はない。同コーチは「打てないこともある。開幕してから(打てないサイクルが)来なくて良かった」と前を向く。キャンプ、練習試合、オープン戦、シーズンを通じた長期的視点から見れば、打線には波があるもの。今はたまたまその波が下降しているにすぎない。そう捉えている。指揮官も「救いはまだ練習試合というところ。しっかりと残り8試合の中で準備するだけ」と必死に言葉を紡いだ。

 開幕に向けて課題を修正しながら、残り試合を全力で戦い抜いていく。

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