広島“守備職人”三好、超美技でチーム救った「速い打球が来ると準備していた」

 8回、オースティンの打球を本塁に送球する三好(撮影・堀内翔)
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 「DeNA1-5広島」(19日、横浜スタジアム)

 守備固めで八回から三塁に入った広島・三好匠内野手(27)が、美技でチームを救った。

 1点リードの八回、先発の大瀬良は先頭の宮崎に右翼フェンス直撃の二塁打を浴び、犠打で1死三塁と外野フライでも同点のピンチを迎えていた。DeNAはスタメンを外れたオースティンを代打で送る。

 1ストライクからの2球目、146キロ直球をオースティンが捉えた。三遊間への強烈な打球を横っ飛びでグラブに収めると、すかさず本塁へ送球。正確なスローイングで三走を刺し、同点の窮地を脱した。「(オースティンなので)速い打球が来ると準備していた。まずは、捕れば何とかなると思った。良かったです」。守備職人が、チームの白星発進に大きく貢献した。

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