広島・床田「悔しいです」 今季最短2回3失点で降板…佐々岡監督、猛省促す

 「中日6-1広島」(27日、ナゴヤドーム)

 ベンチで過ごす時間が長く感じたに違いない。広島・床田は今季最短2回5安打3失点(自責点2)で降板を告げられた。「試合をつくれずに申し訳ない。悔しいです」。不完全燃焼に終わった2試合目のマウンドだった。

 一回、1番・平田にボールが先行。最後は甘くなった直球を狙い打ちされ、左中間への二塁打。そこから福田、高橋に適時打を浴びて2失点。追加点を許した二回の起点も、先頭・京田の右翼フェンス直撃の安打だった。

 佐々岡監督の決断は早かった。わずか45球での降板理由を「内容を含め(試合前の)ブルペンから良くなく、それがモロに出た。前回と同じような繰り返し。真ん中ばかりにただ投げているように見えた」と説明した。

 貴重な先発左腕としてチームからの期待は大きい。一方で求められるものも大きくなる。「その(先発の)自覚と責任を持たないといけない。どう捉えてやるか」と指揮官。入れ替えは行わず、次回も中6日で7月4日・阪神戦(マツダ)に送り出す予定だ。

 今季初登板の20日・DeNA戦も5回3失点。床田は「前回の反省を生かせず、右打者に対して内角へ投げ切ることができなかった」と振り返った。勝ち取った開幕ローテのポジション。悔しさを晴らし、守り抜くしかない。

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