広島・九里 開幕連勝大瀬良に続く!同期の奮闘「刺激あります」 攻めの投球貫く

 広島の九里亜蓮投手(28)が29日、大瀬良に刺激を受け、17年以来の自身開幕2連勝を誓った。同期入団のエースは、26日の中日戦で2試合連続完投勝利を手にした。九里の昨季のヤクルト戦は、5試合で1勝2敗、防御率3・32。7月1日の第2戦に先発予定だ。山田、村上らの強打者を封じていく。

 我慢強く腕を振ることがヤクルト戦のテーマになる。神宮球場の室内練習場で、キャッチボールなどで調整した九里。好調の要因について「変に考え過ぎず一人一人、目の前の打者と勝負する気持ちで常に投げている」と話す。次戦も原点を胸にマウンドに上がる。

 自身の開幕からの2連勝は、17年に成し遂げて以降ない。同期入団の大瀬良は、開幕から2試合連続完投勝利を挙げた。「刺激はあります」とキッパリ。続けて「あるけど、比べられるような選手になれるように頑張りたい」と力を込めた。

 球場が狭く本塁打が出やすい神宮は、低めへの制球力がカギを握る。その一方で、慎重になり過ぎてボール球が先行してしまうと、相手に主導権を握られる。

 今季初登板初勝利した24日・東京ドームでの巨人戦は7回2安打1失点(自責点0)。直球がうなりを上げ、変化球の制球も抜群だった。

 「ストライクゾーンで勝負する」と言い続け、東京ドームでもそれを実践した。球場の広さは関係ない。神宮でも攻めの投球を貫く構えだ。

 「ヤクルトは良い打者がそろっているし、勢いに乗せると怖い。ただ、目の前の打者と勝負するだけ」。開幕から続くビジター4連戦は、このカードで最後。自身にもチームにも白星をもたらす投球をする。

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