広島・堂林 三塁起用プラン浮上 定位置獲りへ「チャンス」 メヒア不振で配置転換

 「広島(降雨中止)DeNA」(7日、マツダスタジアム)

 勢いのままにスタメン定着だ!広島・堂林翔太内野手(28)が7日、三塁に配置転換される可能性が浮上した。好調な打撃を生かすべく、左翼・ピレラ、一塁・松山の“最強布陣”で連敗脱出を図り、5位からの浮上を目指す。

 鯉のプリンスが覚醒したからこそのプランだ。佐々岡監督は「その考えはある。堂林にも出られるチャンスは増える。チームもプラスになる」と三塁コンバートを前向きに検討する考えを明かした。

 今季は6年ぶりに開幕スタメン出場を果たし、主に一塁で10試合に出場した。先月25日の巨人戦では約3年ぶりとなる本塁打を放ち、打率・395と好成績を残している。

 三塁は開幕から主にメヒアが守ってきたが、打率・190と低迷。3失策と守備にも不安が残る。ピレラを三塁で起用した試合もあったが、課題の送球難を露呈。ホットコーナーの不安は解消すべき課題の一つだった。

 この日は室内練習場で三塁の守備練習を行った堂林。昨季、同ポジションでの出場はわずか3試合も「ブランクはそこまでないかなとは思う」と気にとめる様子はない。「試合に出るために何でもやろうと思う。チャンスだと思う」。活躍の幅を広げ、首脳陣の期待に応えていく。

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