広島・田中広輔 勝負を決めた3ラン「我慢強く戦えばこういうこともあるんだな」

 8回、中越えに勝ち越し3ランを放つ田中広(撮影・金田祐二)
 8回、中越えに勝ち越し3ランを放ちガッツポーズの田中広(撮影・金田祐二)
 8回、勝ち越し3ランを放った田中広(左)はナインに迎えられ笑顔を見せる(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト3-6広島」(4日、神宮球場)

 広島・田中広輔内野手が勝ち越しの3号3ランをバックスクリーンに放った。

 八回1死一、二塁で、田中は3ボール1ストライクからヤクルト3番手・清水の5球目、147キロストレートをとらえる。高く上がった打球はフェンスをギリギリ越え、バックスクリーンへ飛び込む勝負を決める一発となった。「カウントが有利だったので狙い球をしぼって思い切りいこうと思いました。入るとは思わなかったので、入って良かったです」と振り返った。

 3点をリードされ劣勢の中、七回に長野が同点の3ラン。そして八回に田中が続いた。「我慢強く戦えばこういうこともあるんだなと改めて思った。我慢強く戦っていきたい」

 今季、神宮初勝利。そして火曜日も初勝利となった。9連戦の初戦を制し、「すごくいい流れで入れた。この勢いに乗って一戦一戦丁寧に、一生懸命チーム一丸となって戦っていきたい。毎試合大きな声援、今年は難しい中、とても力になっています」とファンに感謝した。

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