広島・大瀬良は7回1失点で降板 七回ピンチも福留併殺に仕留めガッツポーズ

 7回、1死満塁のピンチ脱し雄たけびを上げてベンチへ戻る大瀬良(中央)。併殺を決めた二塁手・菊池涼(右)と遊撃手・田中広(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-阪神」(8日、マツダスタジアム)

 復帰登板となった広島の先発・大瀬良大地投手は7回を投げ5安打6奪三振1失点でマウンドを降りた。七回の打席で代打を送られたが、チームはこの回勝ち越しに成功。大瀬良は勝利投手の権利を持っての降板となった。

 7月24日・DeNA戦(横浜)以来15日ぶりの先発。登板前日には「チームに迷惑を掛けた分、しっかり取り返したい」と闘志を燃やしていた右腕。二回、大山に同点ソロを許したものの、その後は安定感が光った。

 力強い直球に代名詞のカットボール、スライダーにフォークを織り交ぜながら投球を組み立て、時折カーブでも緩急を駆使した。三回から六回まで危なげなくアウトを重ね、迎えた七回だった。

 連打で無死一、三塁の第ピンチを迎えたが、7番・梅野の打球を好反応で捕球し、三塁へ送球して1死。植田には粘られた末に四球で満塁とされた。ここで代打・福留との勝負となり、1ボールからの2球目を打たせて二ゴロ併殺。大ピンチで勝ち越しを許さず、大瀬良はこん身のガッツポーズで感情を爆発させた。粘りの119球でエースとしての役割を果たした。

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