広島・塹江“回またぎ”は信頼の証「使ってもらえているので感謝」2回無失点
「広島3-5阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島の塹江敦哉投手(23)が2回無失点に抑えた。八回から登板。九回には安打と死球で2死一、二塁のピンチを招くも代打・中谷を三振に斬った。
25日のDeNA戦(横浜)では回またぎした九回に打たれ、サヨナラ負けを喫していた。「2イニング目にいくとなったとき、この間打たれたので抑えようと思ってマウンドに上がった。前回できなかった反省を生かせた」と話した。
最近は回またぎの登板も増えている左腕。「(回またぎは)しんどいが、そこを任せてもらっている。使ってもらえているので感謝したい」と思いを口にした。
きょうで60試合を消化。後半戦を迎える。「打者の反応を見てもどういう球が来るかは(相手の)頭に入ってきている。1年間やったことがないが、その日、その日にできることをやって1年間投げ切りたい」とフル稼働を誓った。