広島・大瀬良が手術 松原チーフトレーナー「一番良い方法、時期を考えた結果」
広島は16日、大瀬良大地投手(29)が群馬県館林市内の病院で「右肘関節鏡視下遊離体摘出・骨棘切除・滑膜切除」の手術を受けたと発表した。
松原チーフトレーナーは「総合的に、痛みも状況も、パフォーマンスを含めベストな方法を選んだ。一番良い方法、時期を考えた結果」と説明した。
5日のDeNA戦で3回1/39安打8失点で降板。2試合連続で4回を投げきれなかった。球威も本来とはほど遠く、翌6日に今季2度目の1軍選手登録を抹消された。
退院や復帰時期などの詳細は明かされなかったももの、今季中の復帰は絶望的と見られる。松原トレーナーは「チームを離れるのを一番、嫌がる。責任感が強い。断腸の思いだったと思う」。来季開幕について問われると「彼もそのつもりだし、われわれもそのつもり」と力を込めた。
大瀬良は8日に3軍に合流した際、「検査結果が出るまで何とも言えないが、やれることをこつこつ頑張ります」と話していた。2年連続の開幕投手を務めた今季は、ここまで11試合で5勝4敗、防御率4・41。