広島、最終回5得点の猛追も2点及ばず 佐々岡監督「あすにつながる」

8回、選手交代を告げる佐々岡監督
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 「ヤクルト8-6広島」(20日、神宮)

 広島が九回、脅威の追い上げを見せた。佐々岡監督は「最後、ああやって攻撃をしてくれたので、あすにつながる」と話した。

 1-8と7点差で最終回に突入。無死一、三塁から堂林の投ゴロ併殺打で1点を返し、2死走者なしとなってから打線がつながった。田中広の右前打を含め5連打で4得点。先発の小川をマウンドから引きずり下ろすと、守護神の石山からは、代打・野間が右前打を放ち2死一、三塁とした。

 打席には18日にプロ初安打を初本塁打で飾った長距離砲の正随。一発が出れば逆転という場面だったが、空振り三振に倒れ試合が終わった。

 九回の猛攻は、17年7月7日の“七夕の奇跡”を思い起こさせるものだった。5点を追って九回に突入。当時、抑えだった小川を攻め立て、最後は代打の新井がバックスクリーンへ逆転の3ランをたたき込んだ。

 再現はならなかったが、この日の5得点は諦めない姿勢を体現したもの。朝山打撃コーチは「あとから出て行く選手が集中力を持って1打席にかけてくれた。あすにつながる」と話した。

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