広島・一岡竜司が九回1イニングを無失点「最後まで1軍にいられるように」

 「広島2-5DeNA」(26日、マツダスタジアム)

 25日に1軍再昇格した広島の一岡竜司投手(29)が九回に登板し、1回を無失点に抑えた。2死から宮崎に中前打と柴田の右翼線への二塁打で二、三塁となったが、倉本をフルカウントから三振に打ち取り、切り抜けた。「ピンチでしたが、(声援が)背中を押してくれたのですごく助かりました」と本拠地に集まったファンに向けて感謝の意を述べた。

 投手陣が苦しい中、右腕にかかる期待は大きい。「一生懸命投げることに精いっぱいでした。最後まで1軍にいられるように頑張りたい。チームの勝利のために持ち味を出していきたい」とフル稼働を誓った。

 一岡は8月12日に出場選手登録を抹消され、2軍に降格。ウエスタン・リーグではここまで、15試合に登板して0勝0敗。計15回を投げて防御率は4・20をマークしていた。

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