広島退団の小窪、現役続行へ決意「可能性が1%でもあるなら」 トライアウトも視野
5日に自由契約という形で今季限りでの退団が決まった広島の小窪哲也内野手(35)が、発表から一夜明けた6日、現役続行を強く望んだ。2軍の大野練習場で取材に応じた。
プロ13年目の今季はわずか2試合の出場にとどまった。指導者の打診を受けたが、「まだやりたい気持ちが強く、自分の中でも可能性が1%でもあるなら挑戦してみたい」と10月中旬に現役続行の意思を球団に伝えた。
16年には選手会長を務め、25年ぶりのリーグ優勝に貢献。「すごく達成感があった」と思い出を口にした。現段階ではNPBの球団を目指し、トライアウト挑戦も視野に入れる。「カープには感謝の気持ちしかない」と話した功労者が、新天地に活躍の場を求める。