広島・遠藤が今季ラスト登板で6回2失点「1軍での経験は大きかった」
「フェニックス・リーグ、ロッテ6-5広島」(26日、都城運動公園野球場)
広島の遠藤淳志投手(21)が先発し、6回6安打2失点と好投。今季“ラスト”登板を締めくくった。
3-0の五回に松田にソロを浴びた。六回には1死三塁から佐藤に中前適時打を許し、追加点を献上したが、速球と変化球を織り交ぜた丁寧な投球で毎イニング三振を奪い、計9奪三振を記録した。
「打たれた球は甘くなって失投もあった」と遠藤は反省点を挙げながらも、「右打者のインコースに投げ切れたのは良かった。ゾーンで勝負することを心掛け、それをできたのはいいと思う」と話した。
3年目の今季は1軍で開幕から先発ローテ入りを果たし、一度もローテを外れることなく、5勝6敗、防御率3・87の成績を残した。「けがなく終えられた。1軍での経験は大きかった」と振り返った。
来季に向けては「たくさん課題が出たので、克服できるようにしたい。来シーズンは絶好調でいられるように、オフから取り組んでいきたい」と抱負を語った。