広島・中村奨、バットで存在感も…リード面では反省「コースや球種の偏りがあった」

 「フェニックス・リーグ、ヤクルト9-2広島」(28日、天福球場)

 広島の中村奨成捕手(21)が「6番・捕手」でフル出場し、2号ソロを放つなど打撃では存在感を示したが、リード面に課題を残した。

 快音を響かせた打球が左翼席に突き刺さった。八回、中村奨は今野の内角直球にうまく肘を畳んで対応。今リーグ2本目の本塁打に「一球で仕留めることができた」と納得の表情。二回には左前打を放ち、マルチ安打をマークした。

 しかし、守備面では課題を露呈した。二回に打者9人の猛攻を浴び、一挙4失点。先発の高橋昂をうまくリードできなかった。「コースや球種の偏りがあった。まだまだ足りない部分。最少失点で抑えられるかというのは、捕手としての技量が出てくると思う」と表情を曇らせた。

 今リーグ期間中はチーム方針で配球面などは捕手に一任されている。「自分で考えながらやるのはいいと思う」と、研究熱心な姿勢を示した背番号22が攻守の両立へさらなる鍛錬を積む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス