広島・石原 捕手争い長打でアピール!動作解析基にしたトレーニングでパワーUP

 広島の石原貴規捕手(22)が16日、キャンプで長打力をアピールし捕手争いに食らいつくことを誓った。昨年12月には鹿屋体育大で動作解析を基に打力や筋力の向上を目指してきた。パワーアップした姿で“打てる捕手”として存在感を示していく。

 室内に響く打球音はひときわ大きかった。スイングスピードが速く、はじき返された白球も力強い。昨年、取り組んだトレーニングが実を結びはじめている。「体を大きくしながら力を付けることをやってきた」。石原がパワーアップしてキャンプに臨む。

 羽月や林らと昨年12月6~23日まで鹿児島県の鹿屋体育大で動作解析を基に筋力や打力向上に取り組んできた。解析の結果、スイング時に「手が(体から)離れたところから出てきていた」。体に巻き付くような意識を再確認しバットを振り込んだ。体重も約3キロ増えた。ガッチリとした土台を作り上げた。

 「打たないと目立つことができない」。正捕手の会沢を筆頭に坂倉、磯村と捕手陣の打撃力は高い。守備力に加え“打てる捕手”として存在感をアピールすることが生き残るためには不可欠だ。

 昨秋の「みやざき・フェニックスリーグ」では3本塁打をはじめ、フェンス直撃の適時二塁打を放つなど長打力と勝負強さを印象づけた。2月1日から始まるサバイバルレースでも長打にこだわっていく。

 「なるべくロングヒットを打てるようにしていきたい」。数多くの快音を響かせ、キャンプを走り切る。

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